2021-01-01から1年間の記事一覧

2021.4.16

運ということばについて考える 運がよかったと使うと偶然の意味になるけれど(たまたま運がよかっただけ、なんて使いかたするよね)、運命というと必然の意味になって、真逆だよね、と という、数日前のメモ(最近やりがち) 村上春樹の『一人称単数』を読んでい…

なんでこう歌人は季節をことばに落とし込むのがうまいのだろうと思う、日本に四季があるというのは思っているより重要で貴重なことなのかもしれない ZARAの服はかわいいけれど、例えば半袖なのにファーの生地ものとかたくさんあって、これはZARAのブランドの…

ちょっと就活疲れてきた。思っていたより接触している会社の数は多かった 今日はいちにち窓を開けている 外の音と、家の中の空気まで春 柔らかい 『旅する練習』『むらさきのスカートの女』読んだけれどどちらも好みではなかった、読んだという事実だけが残…

2021.3.22

ひとによる表現の差異がわかるほど英語が理解できるようになるまでどれくらいかなと考える わたしが海外文学を苦手だと感じていたのは、翻訳された日本語は翻訳された日本語としか思えなかったからだ 翻訳者なりの日本語でもいいし、でも翻訳者としてそれは…

harass

harassとは猟犬をけしかける声 その鹿がつかれはてて死ぬまで ___川野芽生『Lilith』 初めてこの歌を読んだときにぱっと意味が理解できなかったことはとても悔しいけれど、最近ことあるごとに思い出す。 疲れ果てて死ぬまで続く優位にある人間からの潜在的な…

2021.3.11

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/80944?page=1&imp=0 生理用品も食品でもなんでも、買うお金があるといえばあるけれど買えない状況というのは、お金の問題ではなくて環境の問題だということ 買えないという苦しい思考に陥ってしまう環境が、あるのだと…

2021.3.8

会いたいわけではない(というかむしろ決して会いたくない)けれど、今どういうものに触れているのか気になるひとはなんにんかいて、例えば興味のないひとに『ムカデ人間』や『死霊のはらわた』を観せてきたひと、デカプリオを知らないなんてと言ってきたひと …

2021.3.4

グルメ番組で、水菜と豚を育てているひとたちの現場とお話し→その場で実食 というものがあり、結構生々しくてちょっと嫌だなと思ったのだけれど、これはほんとうに都合がいいよね SNSで向こう側にも生きた人がいることを忘れてしまうことに似ている気がする …

2021.2.19

人生の早いうちに、ことばは簡単に人を傷つけることができる、と教えてくれたひとがいて、ほんとうに良かったと思う。それを教えてくれたひとは結局さいご、ことばでわたしの信頼を損なったのだけれど さいきん、読む本をとことんおもしろいと思えなくて、そ…

はしはし

フェミニストと呼ばれるひとたちにはその問題に対して強く出てしまう印象があることがフェミニズムにネガティヴなイメージを持つ人の多い原因になっていると思うこともあるけれど、それくらいの強靭さがないとそういう立場ではいられないと思う 力を加えられ…

2021.2.10

1全然基準がわからない、知ろうとすれば知るほど分からなくなる、今だからこそ、じぶんのことを正しいと思ってあげるしかないのだということ じぶんを持たなければならないということ それがいちばん楽なのかもしれないということ 日記を読み返してみると、…

息が足りない

夜、ベッドに入ろうとすると、やあ、と言って、ひさしぶりにそれがやってくる。私は仕方なく、ドアをあけて迎える。絶望を追い返すことなど、誰にもできないだ。私たちは向かいあい、ぽつりぽつりと話をする。どうしてた? 順調にやっていたみたいじゃないか…

手紙その2

さいきん(といってもここ1.2年)お友だちからもらったお手紙がそれだけまとめて机の上のところに置いてあったので箱のなかに仕舞った。何度も読み返してしまう胸焼けレター、深いところへ! ちなみにほんとうに過去のことにしたいときお手紙はちぎって捨てる…

手紙

結局留学でいちばんなにが大変だったのかと聞かれたらどう考えても職場で喋らない人間として孤立してしまったことで、それでもがんばって話しかけることを続けたことがいまのわたしにつながっていると思っている(いま思い出しても苦しい気持ちになりますねえ…

2020.1.30

頭で流れる音楽を頭のなかで流し続けるのと、実際に流すのとでは大きな違いがあって、頭で流れるからといって実際にそれを外から聴きたいと思っているわけではないのだね サブスクでいろんな音楽聴けることもいろんな形で音楽流せることもたのしいけれどつか…

中央線

やっぱり中央線沿線を歩いて、おいしいものを食べて、というのをするのが好きだったので、突然高円寺の商店街の情景とか、荻窪から西荻窪までの道のりとか突然頭に浮かんでくることがある。スケジュールに数時間でも空いている時間があれば、それに気づいた…

2021.1.23

妖精の翅降るあしたみづからの翅まじれるを知りてあゆめり / 川野芽生 こうやって生きてゆきたいものよ 中古で購入したのですが、栞がないことに今気がついて悲しい。水原紫苑、石川美南、佐藤弓生のことば、読みたかったです あしたのバイト、雪の影響でい…

2021.1.20

これはもう何度も書いていることだけれど、どうしてじぶんの好きなものがなにかわからず周りに影響されてばかりなのかわからなくて、これはほんとうにじぶんから好きになるものがないからなのか、好きなものはあるのだけれど周りが評価しないのでそんなもの…

2021.1.11-2021.1.13

2021.1.11 バイト先に来ていた新成人のひとたちの振り袖が目の保養でした。社員さんと何色の振り袖着たかという話になって、忘れたけれど多分赤と答えたのだけど、今確認したら白でした。成人式出れないのわかっていて既にできたものをレンタルで前撮りした…

2021.1.8

仇討ちをしてくれる姉われになく心傷つけば布巾を洗ふ / 栗木京子 『ずっとお城で暮らしてる』を読んだあとのわたしの気持ちはこんな感じだった。本の内容とは少しねじれがありますが… 少しづつ広げショールと知るまでのうれしさよ夫の上海みやげ / 栗木京子…

年始の購入品

年明けてから買ったもの その1 たくさんの本 (ブックオフがセールをやっていたので多くはそこで) 村上春樹『海辺のカフカ』…状態のいい単行本が210円で売っていたので 森茉莉『贅沢貧乏』…新潮から出ている単行本のものが210円だったので。森茉莉得意ではな…