リアリズムで、しっかりした描写ではなくて、ぼんやしていくような人たちは、自分から押しつけないような印象がありますよね。だから、世界とかまわりに対して、こうしたらどうですかって提示するんじゃなくて「あ、僕はこうなんで、でもあなたはあなたでい…

ずっと、親密な関係の同性のひとが欲しいと思っていた。どこにでもふたりで行き、なんでもふたりで食べ、なんでもふたりでして、できることならば人生で数日間くらいは、ふたりで部屋に篭って過ごしてみたかった。完璧なふたりの世界。似ているふたりがいい…

indigo la Endのビルボードライブ(ひとりではないという心強さもあったと思うのだけれど、あのような空間にいて心許ない気持ちにならないじぶんの成長を感じた…)。 コーラスの後鳥さん生で初めてみた。かわいいね。ひとの夢聞くだけでたのしいのに、インディ…

ここからなら、ふたりの姿がなかなかよぐ見える。シャンパン風味の眠り。枕が、ぼくの目からふたりの顔を隠している。青みがかった黒髪の近くにある金髪の巻き毛。そして、柔らかく、筋ばった白いインガの腕の下に置かれた、セリの茶色く重い腕。彼女たちは…