メタ/幻視

indigo la Endビルボードライブ(ひとりではないという心強さもあったと思うのだけれど、あのような空間にいて心許ない気持ちにならないじぶんの成長を感じた…)。

コーラスの後鳥さん生で初めてみた。かわいいね。ひとの夢聞くだけでたのしいのに、インディゴのメンバーの夢のはなしを聞けることなんてないのでは。

いままでの曲を万遍なく、という方向性のライブなのはなんとなく予想がついていたのだけれど、「1人目の川谷絵音を2人目の川谷絵音が客観視して、(略)4人目の川谷絵音が…」考えたのが『メタ』だと絵音くんが言っていておもしろかった。「愉しめるひとと愉しめないひとがいる」のが次のライブらしく、今回より振り切るのだとしたらわたしが初めて観たライブに似るのではないかと期待してしまう。会場も同じだしね

 

 

ライブの帰り道に古書店を見かけて、(諸々の理由があり)買わないけど入ってみる? と話していたはずが、買わずにいられるわけもなく、倉橋由美子『よもつひらさか往還』を購入。昨日もブックオフオンラインで2冊倉橋由美子を購入し、着々と揃っていくのが気持ちよい。これだから手元に本を置いておくのはやめられない…

 

幻想文学はきらいではないけれどなんとなくピンとくるジャンルではないと思っていたのだけれど、笙野頼子を読む・倉橋由美子を買う、を同じ日にしたとき、幻視というジャンルがわたしの好きなジャンルなのだなと知った。哀しいかな想像力がないので幻想文学やSFはあまり得意ではなく、でもどこか突拍子もないものがたりを読むのがたのしくて、現実に根付いた可笑しさが心地よいのだと気がつきました。すっきり〜!

 

久しぶりにサモアールのロイヤルミルクティーを口にして、やっぱりここのミルクティーにはどこも勝てない…と改めて。お砂糖が紅茶の風味を邪魔せず自然に広がるのが不思議で仕方がない、ふつうのガムシロップやお砂糖ではああはならないよなあ