2020.12.30
今年はたくさん時間があったので、たくさん本を読んだ。今までの読書とは全然違う体験で、思い返して考えると、沈んだ という感覚がしっくりする。選り好みせず読むようにしたら海外文学の愉しさも知れたし、短歌にもたくさん触れた。あと、絶対に川上未映子の影響は大きかったねえ、川上未映子の著作のことではなく、川上未映子の存在のはなし
映画も観るようになったけれど、もっぱらひとの影響で観る映画を選んでいて(本も最初はそうだったのだからべつにいいかな)、あまりストーリーの起伏のない映画を好んでたくさん観た気がする。
音楽も、もともとひとつのアーティストの曲をとことん聴いていたのだけれど、Apple Musicの便利な使い方を教わりいろいろな音楽も聴くようになった。プレイリストよかったら覗いてください
美術館に行くのが楽しくなったのも今年に入ってからなので(きっかけはMoMA訪問)、本だけではなく文化に触れる愉しみを知った年でした
最近は、クリスマスプレゼントにもらったティーポットとかいいスリッパとか、勢いで買ったウェッジウッドのワイルドストロベリーブルームのマグ(ほんとうにかわいい)とか、なくてもいいけれどあるとしあわせになれるものに囲まれ満たされた気持ちで過ごしています。社会人になっても生活のこういう部分は大切にしたくて、そのためにはやはりそれなりのお金はもらえる仕事をしたいですものですね
文章を書けるようになりたいと思うけれど、難しいね。ひとの書いたのを読むのも好きで、昨日読んだひとの文章は金井美恵子みたいな情景の移り変わりをしてた。どうしてそんなふうに書けるのだろうね? なんか、もっとみずみずしい文章が書きたいのです
年末年始は『柔らかい土を踏んで、』を読んで過ごしたいと思います、半年前のわたし、初めての金井美恵子によくこれを選んだね