2020.9.19

バイト先のひとがみんな大好きで、最近バイトは行くたびにミスをしていて留学前からそうだったけれどよく解雇宣言をされないなというくらいミスを頻発、それでも許してくれる社員さんに申し訳なくなりつつも仕事やじぶんがいやになってやめないのはバイト先のひとみんな大好きだから。みんなちゃきちゃき動くし思いやりもありほんとうにいい職場なのです。今日も親世代の人と休憩が被ったのでお話しながら賄い食べて楽しかった。留学でお休みをいただいていたので留学どこ行ってたの? と聞かれることが多いのだけど、そのひとも学生時代留学していたらしく、昔は英語を教える仕事をしていた、海外で仕事とかしてみたかったなあと言っていて、どうして叶わなかったのかというと理由はまあひとつなわけで、どうして女性というだけでやりたい仕事に向かっていくというのが難しくなるのだろう、バイト先のひとたち大好きだけれどほんとうにしたい仕事から離れざるを得なくて今ここにいるひともいるのだと思うとなんだかやるせなくなりました。

 

ここ数日は川上未映子のエッセイをずっと読んでいて、高慢な態度を取り意思の疎通を図らない男性歯科医に対しはっきりとしたものいいで疑問・抗議を主張し代金を払わず帰るとか、美容院で髪を洗う際に顔にのせる布がいやでやめてもらったら美容師さんの胸が近いのでどきどきするんだよね! みんなきちんと布してもらうようにね、と書いていたりして、ほんとうに励まされるのです。最近ジェンダーについて考えていたらキリがなくて、まあ考えすぎると抑圧とかなんかそういう行き過ぎに辿り着くということもわかっていてじゃあどこが境目なの? というのがじぶんひとりではわからないので考えるのやめようと思うのだけどまあそんなのでやめられるならとっくにやめているのだよね。これからも川上未映子に寄りかかって生きていく。

 

美容院で今回も植木南央ちゃんの髪色にしてくださいと頼んで切るつもりなかったけれど髪も切ってもらって、そしたら重く見えないようにレイヤー入れてもらえたし髪結んだときに前髪がなくて額の端に生まれるはげも解消してくれるような前髪も作ってくれ大満足。そこの美容院は髪洗うとき軽いマッサージしてくれるのでとても気持ち良くてすき、すごく凝ってますよと言われた。

美容院で趣味の話とかになってどういう小説読むのですか? と聞かれたあとは大体「ミステリーとか? SFとかですか?」と聞かれるのはなぜ? それ以外の小説のジャンルがよくわからなくて、わたしの読んでいる小説のジャンルはなに? 純文学? そう答えるのもなんだか躊躇われるし、おすすめの本聞かれても最近ほんとうに偏った読書していて自分でもメルカリで探して探して買ったり本屋さんのオンラインで取り寄せたりするようなものを好んで読んでいるので、とどのつまりなにが言いたいのかというと美容院での会話が苦手なのだよねえ