2021.6.9

 

飯田橋ギンレイホールで映画。

『チャンシルさんには福が多いね』は、あちこちの映画館で上映するたびに行くか迷っていたもの。どういうテイストの映画をつくりたかったのかしら、となったけれど、観たいという好奇心を満たせたので良し。

2本目『ハッピー・オールド・イヤー』。観ようと思っていたのに観る前にNetflixを退会してしまったので、観る機会があってよかった。チャンシルさんのおまけと考えていたけれど、どちらかというと今日はこちらの映画を見れたことの方が収穫だったかも。わたしもミーのようにジーンを恐れている。早く全て捨ててしまえばいいのに。

 

美容院のあと映画を観に行ったのだけど、映画の前に時間がなくて満足なご飯を食べることができず、映画のあとも飲食店のラストオーダーをすぎる時間になってしまい、いちにちじゅうお腹がぺこぺこ。

 

電車と映画の上映までの時間に読む本に倉橋由美子を持ってきた。『パルタイ』より読みやすくて装幀も凝っていて気に入った。きょう着ているワンピースと同じ色の縁をしている。

 

倉橋由美子の辛辣さには、金井美恵子笙野頼子のそれに似たものを感じるので比較的読みやすくて愉しい。

教訓 独身男には母胎回帰願望があるのです

___倉橋由美子「新浦島」『大人のための残酷童話』

浦島太郎が玉手箱を開けると、歳をとるのではなく赤ちゃんに戻ってしまうという物語の最後。